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海外での博士課程内定までのスケジュール(修士で分野を変えた)

….執筆途中です。途中まででも参考になれば… 学部(言語・文化)から、IT企業で社会人を経て修士(情報工学)に領域を変え、博士(情報工学)に進みます。 2024年秋から、フランスの機関からPhD positionの内定をいただいたので、内定までのスケジュールとやるべきことを書いていきます。

目次

はじめに

私は比較的遅めに始めました。修士から専攻を変えて研究を始めたため、実績がなく、早めに出願したくても、CVや志望動機に書くことがありませんでした。 なので、8月に国際会議で発表し、9月に別の国際会議に論文を提出した後(リジェクトされましたが)から、PhD出願を本格的に始めました。

「早く始めないと…!と焦る気持ちはあると思いますが、私のアドバイスは「研究の工程を全部経験してから出願を始めた方が良い」です。つまり、文献レビュー・仮説設定・開発・実験・分析/評価・論文執筆(Short paperでも可)を経験してから、PhD探しをすると、CVや志望動機がかきやすくなります。

スケジュール

  • M2 9月 :
    • 研究室探し開始
    • CV、志望動機のフォーマット作成
    • 英語スコア(IELTS)取得
  • M2 10月:
    • 教授直接コンタクト
    • PhD公募サイトから応募開始
  • M2 11月: 面接、内定

出願時点(M2 9月)の実績

  • 小さめの国際会議発表:1本
  • 大きめの国際会議査読待ち:1本(結局リジェクト)
  • 海外で研究インターン(2ヶ月)

研究室探し・出願

私が試した研究室探しの方法は、下記2つです。

  1. 直接教授にコンタクト
  2. 公募サイトをチェック
  3. Telegramグループをチェック

直接教授にコンタクト

教授に直接コンタクトする場合、方法が3通りあります。 返信率が低い順に、(1) 興味のある論文の著者(教授)、(2) 知り合いに紹介してもらった教授、(3) 研究室間でつながりのある教授、です。 当たり前ですが、(1)は見ず知らずの学生からメールが来るわけですから、返信率は良くありません。参考に私のコンタクト結果を下記に示します。

  1. 興味のある論文の著者(教授) 4件中(オランダ、ドイツ、イスラエル x 2)、2件返信が来ました。
  2. 知り合いに紹介してもらった教授 5件中(フランス x 3、イギリス x 2)、4件返信が来ました。
  3. 研究室間でつながりのある教授 3件中(ニュージーランド、フランス、イギリス)、3件返信が来ました。
メリットとデメリット
  • メリット
    • まだ公にしていないPhDのポジションを教えてくれたり、給料付のポジションは募集していないが、奨学金など準備できるなら採用するといった情報を得られる
    • Research interestsが完全にマッチした場合、即採用に繋がりやすい
  • デメリット
    • 興味のある研究をしている教授探しに時間がかかる
    • メール文面の作成(先方の関連研究を読み、自分の興味と絡める)に時間がかかる
    • 返事が来なかったとき、病む(笑)

直接コンタクト時に重要なのは、メールの書き方になります。詳しくは別記事で書く予定です。

公募サイトをチェック

公募サイトから応募するという方法もあります。私は下記のウェブサイトを毎日チェックして、自分のResearch interestsに合うポジションがないかを探していました。

メリットとデメリット
  • メリット
    • 出願が簡単(CV、Cover Letter、成績表だけで応募できるポジションが多い)
    • さまざまな募集があることを知れて、楽しい
  • デメリット
    • 凄まじい競争率。書類選考突破も困難
    • 分野によっては募集がほとんどない

私は、こちらの方法は成功しませんでした。しかしこちらの方法でポジションを獲得された方も知っているので、可能性がないわけではありません。

SNSをチェック

LinkedIn, Twitter, Telegramをチェックしていました。 LinkedIn, Twitterでは、#phdposition #phdopportunities #phdvacancies などのハッシュタグで検索していました。

Telegramでは、PhDポジションを投稿してくれるチャンネル(グループ?)があるので、それに参加して投稿されるポジションを眺めていました…(Telegram登録済みの方は、下記リンクより参加できます。)

必要書類(出願書類)

出願に必要な書類は、大学や研究機関によって異なります。大学の公式サイトや、公募サイトに載っているので確認してください。 用意していて損がないのは下記です。

  • CV(履歴書)
  • Cover Letter(志望動機)
  • 学部・修士の英文成績表
  • 教授・上司の推薦状2通

CVやCover Letterは、Overleafで配布されているテンプレートをダウンロードし、デザインを少しカスタマイズしました。 作成方法・内容は長くなるのでまた別の記事に….。

英語スコア(IELTS)取得

ヨーロッパ(イギリスを除く)では、英語の点数の提出は必須ではない大学が多いです。また求められたとしても必須点数は高くありません。私はIELTSを受験しました。私の結果は以下です(高くありませんが…):

  • Overall: 7.0
  • Reading: 8.5
  • Listening: 6.5
  • Writing: 6.0
  • Speaking: 6.0

イギリスの大学に出願する可能性を考えると、この点数では不十分だったため、もう一度受験しないと、と思っていました。しかし、結局イギリスの大学は出願しなかったのでIELTSを受験したのはこの一回で終わりました。

対策方法については、私も教えて欲しいです(笑)特にWritingとSpeakingの対策方法がわかりません。 Reading、Listeningは過去問を一通り解いて終わりました。※ Listeningが低いのは、受験時にパソコンで凡ミスをしてしまったためです。