政治的な問題により、イスラエルの入出国スタンプがパスポートに押されてしまうと、イスラム教の国に入国できません。そこで本記事ではイスラエルに行く予定があるけど、イスラム教の国に行く予定もある方向けに対策をご紹介しています。
- イスラエルに行く予定だけど、イスラム教諸国にも行く予定の方
イスラエルの入出国スタンプについて
海外に行くと、入国・出国時にイミグレーションにてパスポートにスタンプを押されます。スタンプは海外に行った証として集めたくなるものですが、イスラエルの入出国スタンプは厄介です。イスラエルの入出国スタンプがあるだけで入国できなくなる国があるのです。
入出国スタンプがあると入国できなくなる国
イラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリア
上記以外の国でも必要以上に尋問されたりする可能性があります。特に日本人がよく行く国だとインドネシアもイスラム教の国です。
では、どうすればいいのでしょうか?
対策は「入出国カード」
結論から言いますと、入出国スタンプ制度は廃止されました!!
今まではイミグレーションの際に「NO STAMP」と言って押印を避けていましたが、係員が意地悪だったりすると押されてしまう事態がありました。という事にイスラエル政府が気づいたのか、入出国スタンプの代わりに下記のような入出国カードが渡されるようになりました!

上が入国カード、下が出国カード。ホテルにチェックインする際はこの入国カードが必須になってきます。また出国の際にも提示を求められるので必ず失わないようにしましょう!
ベン・グリオン空港利用の注意点
イスラエルは周辺を敵国に囲まれており、国内でもパレスチナ問題があるのでいつテロなどの事件が発生するかわかりません。そこで政府はかなりセキュリティを強化しており、空港でのセキュリティチェック・尋問には時間がかかります。普通の海外旅行の時より余裕を持った行動が必要です。
空港到着は出発の3時間前に
海外旅行だと2時間前〜1時間半前に空港に到着すれば良いですが、イスラエルは出国審査が厳しいので3時間前にはつけるようにしましょう。出国審査の体験談は下記記事にて詳しく紹介しています。

イスラム教との関わりを断つ
政治的問題からイスラム教と何か関わりがあると、例え絶大な信頼がある日本人でも疑われて尋問対象になります。私はイスラエルで知り合ったインドネシア人の同僚と一緒に空港に来ただけで30分以上尋問されました。詳しくは上記にて紹介している記事をご覧ください。
イスラエルは治安も良くて観光に最高な国
セキュリティが厳しいおかげでイスラエル国内の治安は抜群に良いです。(ガザ地区・ヨルダン川西岸地域は除く)3宗教の聖地があるエルサレムや、イエスキリストの所縁の地がある国です。
下記記事にてイスラエルの観光スポットをご紹介していますのでご覧ください。









イスラエルに行く飛行機で是非読んでほしい本です。



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